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明豊ファシリティワークス---2Qも2ケタ増益、受注粗利益及び売上粗利益が過去最高を記録

材料
2019年11月6日 11時57分

明豊ファシリティワークス<1717>は5日、2020年3月期第2四半期(19年4月-9月)決算を発表した。売上高が前年同期比10.8%減の20.94億円、営業利益が同36.9%増の3.88億円、経常利益が同35.9%増の3.92億円、四半期純利益が同36.4%増の2.72億円となった。売上高の減少は、顧客からピュアCM(工事原価を含まないフィーのみの契約型)が選択され、アットリスクCM(工事原価を含む請負契約型)が減少したためであり、受注粗利益及び売上粗利益は過去最高を記録した。

オフィス事業は、大企業におけるグループ企業の統廃合、地方拠点の集約化、また、大規模な新築ビルの竣工時同時入居プロジェクトなど、難易度の高いオフィス事業に関するサービスを提供した。

CM事業は、地方自治体庁舎や学校を始めとする公共施設においても同社のCMサービスが評価された。また、グローバル企業の国内拠点となる大型研究施設、生産工場、商業施設及び大学施設の再構築や、駅舎や大規模商業施設での電気・空調等設備更新等の実績を重ね、新規顧客が増加した。

CREM事業は、工事コスト管理や保有資産のデータベース化による資産情報の一元管理、多拠点同時進行プロジェクトの一元管理、そしてプロジェクトの進捗状況を効率的に管理するシステム構築内製化の実績をもとに、複数の商業施設や支店等を保有する大企業、金融機関等から継続して依頼を受けた。また、公共分野では、当第2四半期累計期間に選定された葉山町だけでなく、墨田区、練馬区から継続的に同社が選定されている。

2020年3月期通期の業績予想については、売上高は前期比23.6%減の42.80億円、営業利益は同2.0%増の7.90億円、経常利益が同1.2%増の7.90億円、当期純利益が同2.4%減の5.48億円とする期初計画を据え置いている。

《SF》

提供:フィスコ

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