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三機工業 Research Memo(5):2020年3月期は減収も営業利益は増加。次期繰越高も高水準を維持(2)

特集
2020年7月1日 16時45分

■三機工業<1961>の業績動向

2. 財務状況

2020年3月期末の財務状況は、流動資産は130,765百万円(前期末比10,576百万円減)となったが、これは主に現金預金の増加2,334百万円、受取手形・完成工事未収入金等の減少13,503百万円などによる。固定資産は50,040百万円(同3,939百万円減)となったが、これは主に大和地区の再開発が終了したことで有形固定資産の増加が一服した一方で、投資その他の資産が3,558百万円減少したことなどによる。この結果、期末の総資産は180,805百万円(同14,516百万円減)となった。

流動負債は79,705百万円(前期末比11,612百万円減)となったが、これは主に支払手形・工事未払金等の減少15,796百万円などによる。固定負債は13,735百万円(同496百万円減)となったが、これは主に長期借入金の減少1,370百万円、退職給付に係る負債の増加344百万円などによる。この結果、期末の負債合計は93,440百万円(同12,108百万円減)となった。純資産合計は87,364百万円(同2,407百万円減)となったが、これは主に消却による自己株式の減少487百万円、その他有価証券評価差額金の減少2,176百万円などによる。

3. キャッシュ・フローの状況

2020年3月期の営業活動によるキャッシュ・フローは11,940百万円の収入となったが、主な収入は税金等調整前当期純利益の計上11,114百万円、売上債権の減少15,321百万円で、主な支出は仕入債務の減少16,009百万円などであった。投資活動によるキャッシュ・フローは303百万円の支出であったが、これは主に有形固定資産の取得による支出1,839百万円、投資有価証券の売却による収入1,041百万円などによる。財務活動によるキャッシュ・フローは8,955百万円の支出であったが、主な支出は長短借入金の純減額1,376百万円、自己株式の取得による支出2,899百万円、配当金の支払額4,469百万円などであった。

この結果、2020年3月期の現金及び現金同等物は2,636百万円増加し、期末残高は45,946百万円となった。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)

《EY》

提供:フィスコ

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