中外炉が急反発、上期営業利益を一転黒字に大幅上方修正
工業炉大手の中外炉工業<1964>が急反発している。株価は2月8日以来、約9ヵ月ぶりに1900円台まで浮上する場面があった。1日大引け後、20年3月期上期(4~9月)の連結営業損益予想を従来の2000万円の赤字から7億7700万円の黒字に上方修正し、一転して黒字に浮上する見通しになったと発表したことが好感された。手持ち工事が想定以上に進み、売上高が計画を17.7%も上回ったことが利益を押し上げた。なお、通期の営業利益は従来予想の11億円(前期比11.4%増)を据え置いた。
株探ニュース