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馬渕磨理子が実践!トレードステーション利用術:今秋最大のイベント接近「ソフトバンク上場」

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2018年9月10日 11時21分

皆さま、こんにちは。フィスコ企業リサーチレポーターの馬渕磨理子です。私が普段のトレードで使っている分析ツール「トレードステーション」について、その活用方法を、最新のニュース情報も交えながらお話しする連載です。

■ソフトバンクの上場思惑

持株会社のソフトバンクグループ<9984>が、子会社であるソフトバンクの上場予備申請を東京証券取引所に行ったと発表したのが7月9日。今年2月にソフトバンクの株式上場準備を開始して半年が経過し、一部でソフトバンクの上場は「10月から11月」などと報じられています。東証による上場承認の発表が上場日の約1カ月前となると、早ければ9月発表とその時期が迫っていることになります。

■ソフトバンクグループの直系メディア・提携先

ソフトバンクグループは、保有する国内の子会社・関連会社の全株式を株式上場準備中のソフトバンクに順次移管すると発表しています。これは国内事業をソフトバンクに集約して、グループの事業シナジーを向上させることを目的としています。となれば、グループ直系のアイティメディア<2148>、ベクター<2656>、ヤフー<4689>、ソフトバンク・テクノロジー<4726>、サイジニア<6031>にとどまらず、提携先企業へもその思惑は伝播していくことになりそうです。株式市場にとって、今秋最大のイベントといっても過言ではないソフトバンクの上場。投資家の物色意欲にも好影響を与えることが期待されます。

■関連銘柄の動き

ソフトバンクの関連銘柄に焦点を当ててみましょう。オプティム<3694>は、ソフトバンクと共同でドローン利用のスマート農業事業の実験に参画しています。また、国際協力機構(JICA)が民間連携事業として実施している「開発途上国の社会・経済開発のための民間技術普及促進事業」に、遠隔作業支援サービス「Optimal Second Sight」が採択されたと発表したことも、買い材料となっています。

また、ソフトバンクグループ直系のIT系ネットメディアとして専門サイトを運営するアイティメディア<2148>は、提携戦略などに伴う展開力が強みだとみられています。今後はブロックチェーンやAI関連など、先端テクノロジー分野の情報に注力するとしています。

そのほか、ソフトバンクが販売パートナーであるシステムズ・デザイン<3766>は、8月2日の決算発表で、19年3月期第1四半期(18年4-6月)の連結経常損益が1900万円の黒字となっています。5月30日にソフトバンクと販売パートナー契約を締結しており、AIを活用した知識検索型サービスの提供を開始することを発表しています。今後、業績拡大に大きく寄与してくる可能性が高いです。

JBCCホールディングス<9889>は、ソフトバンクとAI関連サービスで協業しています。同グループの中核会社であるJBCCは、GPU(グラフィックス・プロセッシング・ユニット)分野の世界的企業であるエヌビディアとパートナー契約を締結したと発表したことも話題となっています。

(そのほかの代表的なソフトバンク上場関連の銘柄リストは、『マネックス証券トレードステーションのHP コラム・レポートのページ』からダウンロードできます。)

次回も、このような形で、話題のニュースから読み解いたテーマとトレードステーションのツールについてお話しします。

※「馬渕磨理子が実践!トレードステーション利用術」は、米国TradeStation Groupが開発したトレーディングツール「トレードステーション」の日本語版(マネックス証券が提供)を馬渕磨理子の見解で注目し、コメントしたものです。開発会社や日本語版提供会社との見解とは異なる場合があります。

(フィスコ企業リサーチレポーター 馬渕磨理子)

《HH》

提供:フィスコ

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