パーソルHDが急反落、今期最終益見通し引き上げも市場予想を下回る
パーソルホールディングス<2181>が急反落した。前週末11日取引終了後、23年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を上方修正した。売上高は1兆1650億円から1兆2100億円(前期比14.1%増)、最終利益は295億円から305億円(同4.4%減)に見通しを引き上げた。だが修正後の最終利益の見通しは市場のコンセンサスを下回っており、嫌気されたようだ。
人材派遣事業では期末にかけて派遣稼働者数の増加を見込むほか、人材紹介事業では法人需要が堅調に推移するとみる。グループ全体で積極的な投資を予定するなか、10月以降は販管費などが更に増加する計画だが、売上高の伸長により営業増益の達成が見込まれるとしている。
株探ニュース