トランスGはカイ気配スタート、炎症可視化マウス作製とその応用に関する米国特許査定を取得
トランスジェニック<2342>はカイ気配スタートとなっている。9日の取引終了後、熊本大学及び群馬大学と共同で出願していた「炎症可視化マウス作製とその応用」が、米国特許庁から特許査定を受けたと発表しており、これが好感されている。
同特許は、自己免疫疾患、がん、動脈硬化、肥満、アルツハイマー病、老化などのさまざまな疾患に関連することが明らかになっている炎症マーカーとして注目されるIL-1βの産生を可視化し、生体レベルでの炎症反応を捉えることを可能にする炎症可視化マウス。同社では、モデルマウス製品ラインアップとして、病態可視化マウスの導入・開発に取り組んでおり、引き続き汎用性の高いモデルマウスの拡充を図るとしている。なお、同件による21年3月期業績への影響はないとしている。
株探ニュース