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エスプール Research Memo(6):収益成長により財務基盤の強化が一段と進む

特集
2021年2月10日 15時16分

■業績動向

3. 財務状況と経営指標

エスプール<2471>の2020年11月期末の財務状況を見ると、総資産は前期末比2,646百万円増加の11,305百万円となった。主な増減要因を見ると、流動資産ではコロナ禍に伴う不測の事態に対応できるよう臨時的な借り入れを実施したことにより、現金及び預金が395百万円増加したほか、人材ソリューション事業を中心とした売上の増加に伴い、売上債権が329百万円増加した。固定資産では農園の新規開設や既存農園の増設等により、有形固定資産が1,754百万円増加したほか、ビジネスソリューション事業の拡大に向けて、同社及びエスプールプラス、エスプールリンクの新拠点を開設したことで、敷金及び保証金が131百万円増加した。

負債合計は前期末比1,214百万円増加の6,837百万円となった。主な増減要因を見ると、有利子負債が772百万円増加したほか、未払消費税等が256百万円、未払費用が264百万円それぞれ増加した。純資産は前期末比1,433百万円増加の4,468百万円となった。配当金支出157百万円があったが、親会社株主に帰属する当期純利益1,580百万円の計上により利益剰余金が増加した。

経営指標を見ると、経営の安全性を示す自己資本比率が前期末の35.1%から39.4%に上昇し、一方で有利子負債比率は同68.9%から64.2%に低下し、財務の健全性は収益の拡大とともに向上したと判断される。また、収益性について見れば、ROAが前期比0.3ポイント低下の22.3%、ROEが同0.6ポイント低下の42.2%とそれぞれ若干低下した。ROAは総資産の増加、ROEは総資産売上回転率および財務レバレッジの低下が要因となっている。ただ、売上高営業利益率については主力事業の成長に伴って、同1.4ポイント上昇の10.6%と5期連続で上昇している。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

《ST》

提供:フィスコ

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