Vコマース、今期経常を16%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も5円増額
2491バリューコマース【連結】
業績修正PDF
バリューコマース <2491> が12月13日大引け後(16:00)に業績・配当修正を発表。19年12月期の連結経常利益を従来予想の43.3億円→50.2億円(前期は37.9億円)に15.9%上方修正し、増益率が14.2%増→32.3%増に拡大し、従来の3期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。
会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益も従来予想の19.4億円→26.3億円(前年同期は21.1億円)に35.4%増額し、一転して24.9%増益計算になる。
業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の28円→33円(前期は25円)に増額修正した。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
(1)連結業績<売上高> 単体では、「Yahoo!ショッピング」のストア向けクリック課金型広告「ストアマッ...
会社側からの【修正の理由】
(1)連結業績<売上高> 単体では、「Yahoo!ショッピング」のストア向けクリック課金型広告「ストアマッチ」が好調に推移していること、及び成果報酬型広告「アフィリエイト」が堅調に推移していることから、前回予想値を上回る見通しとなりました。 また、「Yahoo!ショッピング」のストア向けCRMツール「STORE’s R∞(ストアーズ・アールエイト)」において、OS情報を識別するプログラムの一部に不具合があり、コンバージョン情報の一部を取得できない事象が発生しておりました。当該サービス売上高は、ヤフー株式会社から当社に連携されるコンバージョン情報をもとに算出していることから、過去にさかのぼりその影響を調査した結果、当期第3四半期までの影響額約190百万円を、第4四半期の売上高に計上する見通しとなりました。本件は、当社が、指標数値の変化について原因を追及するなかで、ヤフー株式会社にも調査協力を依頼したことで判明したものであります。現在は、本件の対応を完了しております。 連結では、前回予想時点に想定していなかった2019年9月のダイナテック株式会社の連結子会社化にともない、第4四半期に同社の売上高を計上する予定です。<利益面> 単体では、前述の理由にともない、前回予想値を上回る見通しとなりました。 連結では、ダイナテック株式会社の連結子会社化にともない、第4四半期に同社の損益を計上する一方、のれん償却費を計上する予定です。 ダイナテック株式会社の連結子会社化の内容につきましては、2019年9月25日公表の「ダイナテック株式会社の株式の取得(子会社化)及び新たな事業(宿泊施設向け事業)の開始に関するお知らせ」をご参照ください。 なお、2019年11月27日公表の「株式会社コマースニジュウイチの新設分割により設立予定の新会社の株式の取得(子会社化)及び新たな事業(アプリマーケット事業)の開始に関するお知らせ」のとおり、株式会社B-SLASHを2020年1月24日付で連結子会社化する予定です。これにともなう同社の損益は、次期(2020年12月)より計上する予定です。(2)個別業績 個別業績につきましては、連結業績の理由をご参照ください。
当社では、株主の皆様に対する利益還元を重要な課題の一つとして位置づけており、利益配分につきましては、将来の成長に向けた投資のための内部留保を確保しつつ、業績に応じた配当を実施することとし、目標を連結配当性向30%以上としております。 当事業年度の連結業績が伸長する見込みが高いことから、上記配当方針に基づき、2019年12月期における期末配当予想を修正いたします。中間配当につきましては、1株当たり14円を実施いたしました。期末配当につきましては、1株当たり19円を予定しております。この場合、年間の連結配当性向は31.8%となる予定です。(注) 上記の業績予想数値は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
業績予想の修正
今下期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 19.07-12 | 12,187 | 1,978 | 1,948 | 1,331 | 41.2 | 14 | 2019-07-26 |
連結 |
| 新 19.07-12 | 13,187 | 2,628 | 2,638 | 1,761 | 54.5 | 19 | 2019-12-13 |
連結 |
| 修正率 | +8.2 | +32.9 | +35.4 | +32.3 | +32.3 | % |
今期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 2019.12 | 24,500 | 4,350 | 4,330 | 2,920 | 90.4 | 28 | 2019-04-24 |
連結 |
| 新 2019.12 | 25,500 | 5,000 | 5,020 | 3,350 | 103.7 | 33 | 2019-12-13 |
連結 |
| 修正率 | +4.1 | +14.9 | +15.9 | +14.7 | +14.7 | % |
今期の業績予想
下期業績
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 18.07-12 | 11,138 | 2,057 | 2,112 | 1,482 | 46.0 | 18 | 2019-01-30 |
連結 |
| 予 19.07-12 | 13,187 | 2,628 | 2,638 | 1,761 | 54.5 | 19 | 2019-12-13 |
連結 |
| 前年同期比 | +18.4 | +27.8 | +24.9 | +18.8 | +18.6 | % |
今期【予想】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2017.12 | 16,889 | 2,223 | 2,257 | 1,010 | 31.4 | 10 | 2018-01-30 |
連結 |
| 2018.12 | 20,764 | 3,755 | 3,793 | 2,604 | 80.8 | 25 | 2019-01-30 |
連結 |
| 予 2019.12 | 25,500 | 5,000 | 5,020 | 3,350 | 103.7 | 33 | 2019-12-13 |
連結 |
| 前期比 | +22.8 | +33.2 | +32.3 | +28.6 | +28.4 | % |
- ・「予」:予想業績、「旧」:修正前の予想業績、「新」:修正後の予想業績、「実」:実績業績、「変」:決算期変更
- ・ 会計基準および日本会計基準における[連結/非連結]決算区分は右端項目に表記しています。 「連結」:日本会計基準[連結決算]、「単独」:日本会計基準[非連結決算(単独決算)]、「米国」:米国会計基準、「IFRS」:国際会計基準
- ・[連結/非連結]決算区分の変更があった場合は、連続的に業績推移を追えるように、連結と非連結を混在して表示しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「−」で表記しています。
- ・米国会計基準と国際会計基準では、「経常益」欄の数値は「税引き前利益」を表記しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「-」で表記します。同一の会計基準内で規則変更が行われた場合については、変更は考慮せずに比較を行っています。
- ・予想1株利益、予想1株配当は期中に実施された株式分割など新株発行を反映した現在の発行済み株式数で算出しています。そのため、会社発表の数値と違う場合があります。
- ・業績予想がレンジで開示された場合は中央値を表記しています。
「決算速報」「個別銘柄の決算ページ」で配信する最新の業績情報は、東京証券取引所が提供する適時開示情報伝達システム(TDnet)において、 上場企業が公表する決算短信と同時に配信されたその企業自身の作成によるXBRL(企業の財務情報を電子開示するための世界標準言語)に基づいたデータをそのまま使用しています。 また、業績予想がレンジで開示された場合はレンジの中央値を予想値として採用しています。なお、この配信されたデータには、新興企業を中心に誤ったデータが配信される場合が希にあります。 投資判断の参考にされる場合は、より正確な決算短信のPDFファイルを併せてご確認くださいますようお願いします。