くら寿司は6連騰で戻り高値払拭、CPI上昇も相対的割安感とインバウンド期待
くら寿司<2695>が6日続伸と気を吐いている。きょうは前日比190円高の3470円まで買われる場面があり、8月15日につけた戻り高値3390円を奪回し上値指向の強さを印象づけている。
円安による輸入物価の上昇もあり、今朝発表された9月の全国CPIはコア指数で3.0%と伸びが加速した。欧米ほどではないものの日本国内でも消費者にインフレが意識されやすくなっているが、外食産業の中でも回転ずしは相対的に割安感が強く、顧客ニーズを捉えやすいという見方が物色人気につながっている。また、インバウンド消費が盛り上がるなか、「回転ずしはコト消費の観点からも外国人観光客に人気が高いようだ」(中堅証券ストラテジスト)と指摘する声もある。なお、きょうは「スシロー」を展開するFOOD & LIFE COMPANIES<3563>なども上昇している。
株探ニュース