双日が後場急落、22年3月期純利益予想を上方修正も物足りないとの見方が優勢
双日<2768>が後場急落。同社は午後0時30分に、22年3月期の連結純利益予想を530億円から700億円(前期比2.6倍)へ上方修正したが、あわせて発表した22年3月期第2四半期累計(4~9月)連結純利益394億4900万円(前年同期比4.3倍)との比較で、上方修正の幅が物足りないとの見方が優勢となっているようだ。上方修正は石炭などの資源価格が期初の想定を上回って推移しているためとしている。
なお、中間配当を7円から9円へ、期末配当の見通しを35円から45円へ増額すると発表している。10月1日に5株を1株に株式併合したことを踏まえると、年間配当は実質的に14円から18円への増額となり、前期実績10円との比較では8円の実質増配となる。
株探ニュース