ニチレイが急伸、ドル円相場一時141円台で円高メリット株に資金
ニチレイ<2871>が急伸。ワークマン<7564>やニトリホールディングス<9843>、神戸物産<3038>が買われた。植田日銀総裁が7日、国会での答弁において「年末から来年にかけて一段とチャレンジングになる」と発言したことを機に、日銀の金融政策修正シナリオが意識され、外国為替市場でドル円相場は大きく水準を切り下げた。日本時間8日未明に瞬間的に1ドル=141円台までドル安・円高が進行。その後も荒い動きとなって、足もとでは1ドル=143円台後半で推移する。株式市場では輸入コストの低減が期待される円高メリット関連株に資金をシフトさせる動きが散見される。日本製紙<3863>など紙・パルプの一角やセリア<2782>も高い。
株探ニュース