あじかんが急落、鶏卵価格高騰響き23年3月期業績予想を一転営業赤字へ下方修正
あじかん<2907>は急落となっている。1日の取引終了後、23年3月期の連結業績予想について、営業損益を6億円の黒字から5000万円の赤字(前期5億6000万円の黒字)へ、純利益を5億円から1億5000万円(前期比76.4%減)へ下方修正したことが嫌気されている。
売上高は470億円(同3.7%増)の従来見通しを据え置いた。ただ、主要原材料の鶏卵価格が鳥インフルエンザの影響から予想を大幅に上回る高値で推移しており、特に第4四半期以降の業績を大きく圧迫する見込みとしている。
あわせて発表した第3四半期累計(22年4~12月)決算は、売上高355億300万円(前年同期比4.7%増)、営業利益3億9800万円(同2.2%減)、純利益4億4700万円(同14.7%増)だった。
株探ニュース