ケンコーマヨは大幅続落、新工場関連費用増などで19年3月期業績および配当予想を下方修正
ケンコーマヨネーズ<2915>は大幅続落し年初来安値を更新している。前週末9日の取引終了後、19年3月期の連結業績予想について、売上高を770億円から745億円(前期比2.4%増)へ、営業利益を41億円から29億2000万円(同30.0%減)へ、純利益を28億8000万円から22億7000万円(同21.1%減)へ下方修正したことが嫌気されている。
ダイエットクック白老および関東ダイエットクック神奈川工場の稼働による増収効果があった一方、サラダ・総菜類が減少したことや自然災害による影響もあり、売上高が計画を下回ることが要因としている。また、新工場の立ち上げから軌道に乗せるまでの新工場関連費用の増加も響いた。
業績予想の修正に伴い、従来中間18円・期末19円を予定していた配当予想について、中間・期末各15円にするとあわせて発表しており、これも売り材料視されているようだ。年間配当は30円(従来予想37円)となり、前期実績に対して7円の減配になる予定だ。
なお、同時に発表した第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高374億900万円(前年同期比1.0%増)、営業利益14億5600万円(同32.4%減)、純利益9億300万円(同39.4%減)だった。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
株探ニュース