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【杉村富生の短期相場観測】 ─ インデックスは絶好調だが…

市況
2018年7月22日 9時15分

「インデックスは絶好調だが…」

●軽視できない米中貿易戦争の影響!

インデックス(日経平均株価TOPIXなど)は順調な戻りをみせている。ファーストリテイリング <9983> 、ソフトバンクグループ <9984> が相場(指標)を引っ張っている。しかし、基本的には先物主導の展開だ。ショート筋(売り方)の買い戻しもあろう。

確かに、NY市場は強い。FRBの利上げ、米中貿易戦争など「全く関係ない」といった状況だ。しかし、本当に、これで良いのだろうか。ここ数日、NY市場を支えているのは金融株だ。M&Aの活況、金利上昇がビジネスチャンスを膨らませている。

しかし、金利上昇は徐々に実体経済に影響を与えると思う。特に、住宅業界だ。好景気を背景に住宅価格は史上最高値圏にある。2017年平均の30年固定住宅ローン金利は3.99%だったが、現在は4.59%に上昇している。住宅市場には逆風となろう。

●引き続いて、個別物色の展開に!

米中貿易摩擦の影響はどうか。みずほ総合研究所の試算によると、米中貿易が2割減った場合、中国のGDP成長率は3.2ポイント押し下げられる、という。中国経済のダメージは大きい。だが、アメリカは“無傷”ではない。GDP成長率は0.9ポイント押し下げられる。長期化すれば海外企業のアメリカ離れが起こるだろう。「関係ない」と言っていられるのはいまだけではないか。

さて、この局面では引き続いて、強い銘柄を一本釣りに的に個別に攻める戦術が有効だろう。具体的にはシェアリングテクノロジー <3989> [東証M]、ジャストプランニング <4287> [JQ]、駅探 <3646> [東証M]など。

一方、押し目をじっくり拾いたいのはスマートバリュー <9417> [東証2]、青山財産ネットワークス <8929> [東証2]だ。好業績、かつ好材料を内包している。強い銘柄は当然だが、押し目狙いの銘柄にも実需(内外ファンド)筋の執拗な買いが入っている。安いところを買って、高いところを売る、これは株式投資の基本である。

RIZAPグループ <2928> [札証A]が出直りの構え。7月末割当の1対2の株式分割の権利がついている。ここはこの権利取りに妙味があろう。

2018年7月19日 記

株探ニュース

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