ファーマF、上期経常を赤字縮小に上方修正、通期も増額
2929ファーマフーズ【連結】
業績修正PDF
ファーマフーズ <2929> [東証2] が3月11日大引け後(15:00)に業績修正を発表。19年7月期第2四半期累計(18年8月-19年1月)の連結経常損益を従来予想の9.3億円の赤字→2.4億円の赤字(前年同期は8.3億円の赤字)に上方修正し、赤字幅が縮小する見通しとなった。
上期赤字縮小に伴い、通期の連結経常利益も従来予想の4.3億円→5.6億円(前期は3.5億円)に30.2%上方修正し、増益率が19.8%増→56.0%増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
上期、バイオメディカル事業、機能性素材事業、通信販売事業の全てにおいて、前年同期比で増収、増益を達成いたし...
会社側からの【修正の理由】
上期、バイオメディカル事業、機能性素材事業、通信販売事業の全てにおいて、前年同期比で増収、増益を達成いたしました。バイオメディカル事業においては、田辺三菱製薬株式会社と自己免疫疾患治療をめざした抗体医薬に関する共同研究を行っており、開発段階への早期進展を目指しております。本共同研究契約締結により、契約一時金を得たことで、売上高および利益が増加いたしました。機能性素材事業においては、当社の主力商品である「GABA(ギャバ)」等の売上が期初予想を上回るペースで推移しており、売上高および利益が増加いたしました。通信販売事業においては、顧客全体の購入単価の上昇と継続率の改善に成功し、前年同期比で大幅に売上高が増加いたしました。また、効率を重視した慎重な広告宣伝を行った結果、売上の伸びを維持しつつ、上期に集中して実施する予定であった広告宣伝を期初予算より抑えることが出来ました。これにより、上期において収益が大きく改善されました。当社は、下期を、積み重ねてきた市場獲得の好機と捉え、期初の計画以上に積極的な追加投資を行い、来期以降の収益基盤を整えます。以上の結果、上期では売上高と利益を上方修正いたします。通期では利益を上方修正いたします。(注)上記の業績予想は、現時点における入手可能な情報に基づいており、実際の業績は、様々な要因により予想値と異なる可能性があります。今後、業績予想の修正の必要性および公表すべき事項が生じた場合、速やかに開示いたします。
業績予想の修正
今上期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 18.08-01 | 5,100 | -970 | -930 | -935 | -32.2 | 0 | 2018-09-12 |
連結 |
| 新 18.08-01 | 5,188 | -288 | -249 | -246 | -8.5 | 0 | 2019-03-11 |
連結 |
| 修正率 | +1.7 | 赤縮 | 赤縮 | 赤縮 | 赤縮 | % |
今期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 2019.07 | 10,100 | 390 | 430 | 320 | 11.0 | - | 2018-09-12 |
連結 |
| 新 2019.07 | 10,100 | 510 | 560 | 340 | 11.7 | - | 2019-03-11 |
連結 |
| 修正率 | 0.0 | +30.8 | +30.2 | +6.3 | +6.3 | % |
今期の業績予想
上期業績
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 17.08-01 | 3,673 | -862 | -832 | -844 | -29.1 | - | 2018-03-14 |
連結 |
| 予 18.08-01 | 5,188 | -288 | -249 | -246 | -8.5 | 0 | 2019-03-11 |
連結 |
| 前年同期比 | +41.2 | 赤縮 | 赤縮 | 赤縮 | 赤縮 | % |
今期【予想】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2017.07 | 4,722 | 89 | 143 | 101 | 3.5 | 0 | 2017-09-12 |
連結 |
| 2018.07 | 7,943 | 296 | 359 | 313 | 10.8 | 0 | 2018-09-12 |
連結 |
| 予 2019.07 | 10,100 | 510 | 560 | 340 | 11.7 | - | 2019-03-11 |
連結 |
| 前期比 | +27.2 | +72.3 | +56.0 | +8.6 | +8.4 | % |
- ・「予」:予想業績、「旧」:修正前の予想業績、「新」:修正後の予想業績、「実」:実績業績、「変」:決算期変更
- ・ 会計基準および日本会計基準における[連結/非連結]決算区分は右端項目に表記しています。 「連結」:日本会計基準[連結決算]、「単独」:日本会計基準[非連結決算(単独決算)]、「米国」:米国会計基準、「IFRS」:国際会計基準
- ・[連結/非連結]決算区分の変更があった場合は、連続的に業績推移を追えるように、連結と非連結を混在して表示しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「−」で表記しています。
- ・米国会計基準と国際会計基準では、「経常益」欄の数値は「税引き前利益」を表記しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「-」で表記します。同一の会計基準内で規則変更が行われた場合については、変更は考慮せずに比較を行っています。
- ・予想1株利益、予想1株配当は期中に実施された株式分割など新株発行を反映した現在の発行済み株式数で算出しています。そのため、会社発表の数値と違う場合があります。
- ・業績予想がレンジで開示された場合は中央値を表記しています。
「決算速報」「個別銘柄の決算ページ」で配信する最新の業績情報は、東京証券取引所が提供する適時開示情報伝達システム(TDnet)において、 上場企業が公表する決算短信と同時に配信されたその企業自身の作成によるXBRL(企業の財務情報を電子開示するための世界標準言語)に基づいたデータをそのまま使用しています。 また、業績予想がレンジで開示された場合はレンジの中央値を予想値として採用しています。なお、この配信されたデータには、新興企業を中心に誤ったデータが配信される場合が希にあります。 投資判断の参考にされる場合は、より正確な決算短信のPDFファイルを併せてご確認くださいますようお願いします。