PCNETが8連騰、ITサブスク受注増で第3四半期営業利益8割増
パシフィックネット<3021>が8連騰している。14日の取引終了後に発表した第3四半期累計(19年6月~20年2月)連結決算が、売上高33億9000万円(前年同期比14.3%増)、営業利益3億2600万円(同78.8%増)、純利益2億2400万円(同2.2倍)と大幅増益となったことが好感されている。
Windows10への入れ替え需要やIT人材不足の深刻化などから、パソコンサブスクリプション、保守・運用・クラウドなどのITサービスの受注が拡大した。また、ITAD事業で、使用済みIT機器の回収・データ消去サービスが好調に推移したことも寄与した。
なお、20年5月期通期業績予想は、足もとでテレワークや遠隔教育用のノートパソコン・Wi-Fiルータなどの中長期サブスクリプション及び短期レンタルの出荷台数が高水準で推移しているが、売上高45億円(前期比7.7%増)、営業利益4億円(同28.7%増)、純利益2億5000万円(同30.1%増)の従来見通しを据え置いている。
株探ニュース