ラサ商事が急反落、株主優待制度のクオカード贈呈廃止を嫌気
ラサ商事<3023>が急反落。18日の取引終了後、株主優待制度のうちクオカードの贈呈を廃止すると発表しており、これが嫌気されている。
新型コロナウイルス感染拡大による経営環境への影響などを踏まえ、20年3月末をもってクオカードの贈呈を取りやめる。なお、「公益財団法人 緑の地球防衛基金」「世界の子供にワクチンを日本委員会」に対する寄付は継続するという。
併せて、未定としていた21年3月期の連結業績予想は、売上高255億円(前期比12.9%減)、経常利益18億3000万円(同18.1%減)になる見通しと発表したことも弱材料視されている。自動車生産の世界的な調整や関連する多くの業界への影響による需要減少が響く。なお、今期の年間配当は38円と前期実績を据え置く計画とした。
株探ニュース