DCMがカイ気配スタート、DIY用品など好調で21年2月期業績予想を上方修正
DCMホールディングス<3050>がカイ気配スタートとなっている。18日の取引終了後、21年2月期の連結業績予想について、売上高を4381億円から4620億円(前期比5.6%増)へ、営業利益を210億円から301億円(同44.5%増)へ、純利益を130億円から195億円(同41.5%増)へ上方修正したことが好感されている。
上期において、新型コロナウイルス感染症による巣ごもり需要や在宅勤務の拡大など生活様式の変化に伴い、園芸用品、DIY用品などが売り上げを伸ばしたほか、猛暑の影響で季節商品も好調だった。
また、19日付日本経済新聞朝刊で「島忠に対し株式公開買い付け(TOB)の検討を始めたことが18日、分かった」と報道したことも好材料視されているようだ。報道に対して会社側は、「当社の発表に基づくものではない。島忠も含め他社との提携・さまざまなM&Aの可能性を検討しているが、決定しているものはない」とコメントしている。なお、報道を受けて島忠<8184>もカイ気配スタートとなっている。
株探ニュース