Jフロントが大幅続伸、9~11月期23%営業増益
J.フロント リテイリング<3086>が大幅続伸。26日の取引終了後、連結子会社パルコ<8251>の完全子会社化を目指してTOBを実施すると発表し、商業施設型への収益構造変革の期待が高まっていることに加えて、同時に発表した第3四半期累計(3~11月)連結決算が、売上高3617億6700万円(前年同期比8.4%増)、営業利益370億4200万円(同9.4%増)、純利益348億9700万円(同横ばい)となり、9~11月期では23.2%営業増益となったことが好感されている。
天候不順の影響などで百貨店事業は苦戦したものの、パルコ事業で渋谷再開発事業における保留床売却などが寄与した。なお、20年2月期通期業績予想は、売上高4920億円(前期比7.0%増)、営業利益470億円(同14.9%増)、純利益437億円(同3.7%増)の従来見通しを据え置いている。
株探ニュース