Jフロントは4日続落、21年2月期見通しを一転赤字に下方修正
J.フロント リテイリング<3086>は4日続落。29日の取引終了後、21年2月期の連結業績について売上高を4110億円から3320億円(前期比30.9%減)へ、営業損益を120億円の黒字から300億円の赤字(前期402億8600万円の黒字)へ、最終損益を50億円の黒字から260億円の赤字(同212億5100万円の黒字)へ下方修正すると発表しており、これが嫌気されているようだ。
第1四半期決算が新型コロナウイルス感染症拡大による影響で大幅に悪化したことや、来店客数や売上、店舗賃貸収入が第2四半期・年度を通じて段階的に回復すると見込むとしたことなどを踏まえ、業績予想の修正を行った。なお、従来未定としていた配当予想について、中間9円・期末18円の年27円(前期実績は年36円)にするとした。
また、同時に第1四半期(3~5月)連結決算を発表しており、売上高1134億3800万円(前年同期比58.6%減)、営業損益271億300万円の赤字(前年同期127億9400万円の黒字)、最終損益203億3400万円の赤字(同74億4700万円の黒字)で着地した。
株探ニュース