三越伊勢丹が続伸、4月売上高は20.2%増で7カ月連続前年上回る
三越伊勢丹ホールディングス<3099>が続伸している。2日の取引終了後に発表した4月度の売上速報で、国内百貨店合計の売上高が前年同月比20.2%増となり、7カ月連続で前年実績を上回ったことが好感されている。
全国で行動制限が解除されたことで、外出機会が増加したことや消費意欲が改善したことが要因。特に伊勢丹新宿本店・三越日本橋本店では、引き続きラグジュアリーブランドなどの高付加価値な商品への購買意欲が高く、時計・宝飾やハンドバッグが好調だった。また、ゴールデンウイークを控えた買い替えや気温の上昇に伴う実需購買などから、春夏物衣料や服飾雑貨も好調だった。
株探ニュース