5万円以下で買える、低PBR&高配当利回り 28社 <GW特集>

特集
2022年5月5日 15時00分

少額資金で投資できる銘柄に対する個人投資家の関心は高い。ネット証券では顧客開拓のため、約定金額が低い取引の手数料を重点的に引き下げる傾向にあり、投資家は手数料を気にせずに売買が可能となっている。最低投資金額(株価×売買単位)が低位の銘柄は、同じ予算でも高株価の銘柄に比べ株数を多く購入できるほか、買い付けや売却の時期を分散できるなどのメリットがある。ただ、赤字決算や無配の企業が数多くあることには留意したい。

東証上場企業では645銘柄が最低投資金額5万円以下で購入できる。今回は、配当利回りが3%以上で、かつ理論上の解散価値であるPBR(株価純資産倍率)が1倍以下の銘柄を探った。

下表は東証上場銘柄(銀行を除く)を対象に、(1)最低投資金額が5万円以下、(2)配当利回りが3%以上、(3)PBRが1倍以下――を条件に投資妙味が高まる28社を選び出し、最低投資金額の低い順に記した。(※最低投資金額、利回り、PBRは2日現在)

最低投資   予想    

コード 銘柄名     市場   金額  利回り   PBR

<5950> パワーファス  東S   10700   4.67   0.52

<1840> 土屋HD    東S   16800   3.57   0.38

<8927> 明豊エンタ   東S   18100   4.42   0.88

<6632> JVCケンウ  東P   19500   3.59   0.40

<8016> オンワード   東P   24400   4.92   0.49

<6633> C&GSYS  東S   28000   3.57   0.95

<2499> 日本和装    東S   29000   4.48   0.80

<9827> リリカラ    東S   29800   4.87   0.54

<3242> アーバネット  東S   30200   5.63   0.80

<8508> Jトラスト   東S   30600   3.27   0.37

<2411> ゲンダイ    東S   30900   4.85   0.95

<5563> 新日本電工   東P   31400   3.82   0.72

<3035> KTK     東S   32600   4.29   0.51

<7888> 三光合成    東P   33200   4.22   0.48

<7494> コナカ     東P   33600   5.95   0.43

<7972> イトーキ    東P   35400   4.24   0.36

<6853> 共和電     東P   36100   3.05   0.59

<3261> グラン     東G   37900   3.69   0.69

<2687> CVSベイ   東S   38700   4.13   0.67

<1873> 日本ハウス   東P   40400   4.95   0.77

<2481> タウンN    東S   40900   3.42   0.57

<8095> アステナHD  東P   43400   4.15   0.64

<4220> リケンテクノ  東P   43600   4.36   0.48

<9412> スカパーJ   東P   45300   3.97   0.54

<5816> オーナンバ   東S   47000   3.19   0.32

<1434> JESCO   東S   47200   3.18   0.78

<6023> ダイハツデ   東S   49100   3.05   0.36

<6091> ウエスコHD  東S   49300   3.25   0.49

※単位は、最低投資金額は円、予想利回りは%、PBRは倍。

※今期最終赤字の企業、期末権利付き最終日を過ぎた銘柄は除いた。

★4月29日~5月5日に「ゴールデンウイーク特集」などを一挙、“42本”配信します。ご期待ください。

→→ 「ゴールデンウイーク特集」の記事一覧をみる。

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