マクニカ富士が大幅反発、車載市場の回復などで21年3月期業績は計画上振れ
マクニカ・富士エレホールディングス<3132>が大幅高で3日ぶりに反発している。4月30日の取引終了後、集計中の21年3月期連結業績について、売上高が5220億円から5539億6200万円(前の期比6.3%増)へ、営業利益が145億5000万円から187億6900万円(同29.9%増)へ、純利益が86億円から108億7500万円(同93.1%増)へ上振れて着地したようだと発表しており、これが好感されている。
集積回路及び電子デバイスその他事業で、5Gやデータセンター、自動車の電動化に向けたFA機器、半導体需要の増加による半導体製造装置などの需要が増加したほか、車載市場で年後半に着実な回復があったことが寄与した。また、ネットワーク事業で、引き続きセキュリティー関連商品やネットワーク関連商品の導入が進んだことや、クラウド関連商品が拡大したことも貢献した。
株探ニュース