富士山MS、前期経常を一転30%増益に上方修正
3138富士山マガジンサービス【連結】
業績修正PDF
富士山マガジンサービス <3138> [東証M] が1月27日大引け後(15:30)に業績修正を発表。19年12月期の連結経常利益を従来予想の1億8700万円→3億3000万円(前の期は2億5300万円)に76.5%上方修正し、一転して30.4%増益見通しとなった。
会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益も従来予想の7200万円→2億1500万円(前年同期は1億3000万円)に3.0倍増額し、一転して65.4%増益計算になる。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
当連結会計年度においては、従来、当社が雑誌定期購読サービスにおいて主力で利用していたヤマト運輸DM 便サー...
会社側からの【修正の理由】
当連結会計年度においては、従来、当社が雑誌定期購読サービスにおいて主力で利用していたヤマト運輸DM 便サービスの雑誌の配送利用が禁止されたことにより新配送手法への切り替えを行う必要が生じたこと、配送手法の切り替えに伴うシステムの刷新、配送コストの大幅な上昇が見込まれたこと及び2019 年10月に予定されていた消費増税による法人、官公庁受注の冷え込みを想定し、予算を作成しておりました。しかし、顧客である出版社各社から配送料の価格改訂の協力を頂けたこと、配送手法の切り替えが当初の計画以上に順調に進んだ影響及び消費増税による買い控えが法人については、ほとんど影響しなかったこと、2019 年12月末については、年末の営業日の関係で1月の月初に発売される雑誌の定期購読の注文締め日が12 月末に前倒しされた影響により、結果として、2019 年12月期における連結経営成績が2019 年2月13日時点で開示した2019年通期業績予想と比較して大幅に上振れすることが判明しました。そのため、2019 年12月期通期連結業績予想につきましては、上記のとおり修正いたします。(注)上記の業績予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づいて作成したものであり、実際の業績は今後の様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。
業績予想の修正
今下期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 19.07-12 | 2,205 | 77 | 72 | 36 | 11.6 | 0 | 2019-08-13 |
連結 |
| 新 19.07-12 | 2,297 | 215 | 215 | 107 | 34.0 | 0 | 2020-01-27 |
連結 |
| 修正率 | +4.2 | 2.8倍 | 3.0倍 | 3.0倍 | 2.9倍 | % |
今期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 2019.12 | 4,308 | 187 | 187 | 99 | 32.0 | 0 | 2019-02-13 |
連結 |
| 新 2019.12 | 4,400 | 325 | 330 | 170 | 54.1 | 0 | 2020-01-27 |
連結 |
| 修正率 | +2.1 | +73.8 | +76.5 | +71.7 | +69.1 | % |
今期の業績予想
下期業績
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 18.07-12 | 1,919 | 130 | 130 | 96 | 31.1 | 0 | 2019-02-13 |
連結 |
| 予 19.07-12 | 2,297 | 215 | 215 | 107 | 34.0 | 0 | 2020-01-27 |
連結 |
| 前年同期比 | +19.7 | +65.4 | +65.4 | +11.5 | +9.3 | % |
今期【予想】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2017.12 | 2,919 | 331 | 331 | 210 | 67.4 | 0 | 2018-02-13 |
単独 |
| 2018.12 | 3,466 | 252 | 253 | 181 | 58.7 | 0 | 2019-02-13 |
連結 |
| 予 2019.12 | 4,400 | 325 | 330 | 170 | 54.1 | 0 | 2020-01-27 |
連結 |
| 前期比 | +26.9 | +29.0 | +30.4 | -6.1 | -7.9 | % |
- ・「予」:予想業績、「旧」:修正前の予想業績、「新」:修正後の予想業績、「実」:実績業績、「変」:決算期変更
- ・ 会計基準および日本会計基準における[連結/非連結]決算区分は右端項目に表記しています。 「連結」:日本会計基準[連結決算]、「単独」:日本会計基準[非連結決算(単独決算)]、「米国」:米国会計基準、「IFRS」:国際会計基準
- ・[連結/非連結]決算区分の変更があった場合は、連続的に業績推移を追えるように、連結と非連結を混在して表示しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「−」で表記しています。
- ・米国会計基準と国際会計基準では、「経常益」欄の数値は「税引き前利益」を表記しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「-」で表記します。同一の会計基準内で規則変更が行われた場合については、変更は考慮せずに比較を行っています。
- ・予想1株利益、予想1株配当は期中に実施された株式分割など新株発行を反映した現在の発行済み株式数で算出しています。そのため、会社発表の数値と違う場合があります。
- ・業績予想がレンジで開示された場合は中央値を表記しています。
「決算速報」「個別銘柄の決算ページ」で配信する最新の業績情報は、東京証券取引所が提供する適時開示情報伝達システム(TDnet)において、 上場企業が公表する決算短信と同時に配信されたその企業自身の作成によるXBRL(企業の財務情報を電子開示するための世界標準言語)に基づいたデータをそのまま使用しています。 また、業績予想がレンジで開示された場合はレンジの中央値を予想値として採用しています。なお、この配信されたデータには、新興企業を中心に誤ったデータが配信される場合が希にあります。 投資判断の参考にされる場合は、より正確な決算短信のPDFファイルを併せてご確認くださいますようお願いします。