以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家スマイルマン氏（ブログ「脱サラＳの急騰銘柄監視日記」を運営）が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

----

※2018年1月16日18時に執筆

株ブログ「脱サラＳの急騰銘柄監視日記」を執筆しているスマイルマンといいます。

ここからの相場で意識されるのが決算です。

1月後半から決算ラッシュに突入しますが、既に決算を発表している銘柄もあり、市場予想を上回る好調な業績の銘柄にはしっかりと買いが入っています。

今回は既に決算発表を終えているなかでも、特に業績の伸びが目立った3銘柄をご紹介しますので、ご参考にして頂ければと思います。

白鳩<3192>

インナーウェアのネット通販会社となります。越境EC等も手掛けており、圧倒的な品揃えが強みです。

同社は1月11日に第1四半期の決算発表を行っています。通期予想は非公表としているものの、第1四半期は前年同期比ベースで大きく業績が拡大したことから注目を集めました。

資本提携先である小田急電鉄<9007>とポイントサービスで提携を開始し、その他シナジー効果への期待もあり、今後も業績の高成長に期待がかかります。

好業績、越境EC関連などと大きく化ける要素を多く持っており、中長期保有としても面白い銘柄と言えるでしょう。

レイ<4317>

イベントや展示会、テレビCM等の企画、製作が主力の会社です。

1月12日引け後に第3四半期の決算発表を行っています。第3四半期時点で純利益の数字が通期予想を超えており、上方修正への期待から発表後は大きく買いを集めています。

また昨年12月1日にテレビ朝日と資本業務提携契約を締結したことから、今後の業績寄与への期待が高く、これも買いを集める要因となっています。

決算後の急騰で高値をブレイクしたことから上値は軽く、まだまだ上値追いの展開が続くとみています。

黒谷<3168>

非鉄金属、主に銅インゴット、スクラップ銅の製造、販売が主力の会社です。船舶用スクリューの材料であるアルミ青銅のシェアは世界トップクラスを誇ります。

同社は1月15日の第1四半期決算発表と同時に、通期予想の上方修正、株式分割を発表しました。それを受けて、翌日以降も大きく買いを集めています。上方修正した要因として商品価格や為替相場の想定以上の上昇が挙げられており、逆に言うと商品価格や為替次第では下振れる可能性もあるので、そこは注意が必要です。

ロンドン金属取引所銅Cash価格を6800ドル、ドル円レートを110円として計画を出しており、この2つの価格は注視しておく必要があるでしょう。

加えて同社は、時価総額が低く貸借銘柄である事からも短期資金が流入しやすく、大相場が起き易い事も大きな魅力と言えます。

----

執筆者名：スマイルマン

ブログ名：脱サラＳの急騰銘柄監視日記

《HK》

提供：フィスコ

株探ニュース