ミサワが大幅高で6日ぶり反発、想定以上の採算改善で22年1月期営業利益予想を上方修正
ミサワ<3169>は大幅高で6日ぶりに反発している。14日の取引終了後、22年1月期単独業績予想について、営業利益を7億6000万円から9億9100万円へ、純利益を4億6500万円から6億6600万円へ上方修正したことが好感されている。
新型コロナウイルス感染症拡大に伴う実店舗の休業などの影響で売上高は117億2500万円から116億500万円へ下方修正した。ただ、インテリア・家具メーカーからの値上げ要請を想定より抑制できたほか、セール商品の減少や粗利率の高い商品の売り上げの好調推移などにより採算が改善し利益を押し上げる。また、コロナ禍での出張費や販促費の抑制や臨時休業に伴う家賃の減免なども寄与する。
なお、同時に発表した第3四半期累計(2~10月)決算は、売上高86億4700万円、営業利益7億7600万円、純利益5億2700万円だった。今期から単独決算に移行したため前期及び前年同期との比較はない。
株探ニュース