シュッピン---1Qは営業利益が8.5%増、売上を拡大させるプラットフォームが完成
シュッピン<3179>は6日、2019年3月期第1四半期(18年4-6月)決算を発表した。売上高が前年同期比14.8%増の77.41億円、営業利益が同8.5%増の3.46億円、経常利益が同8.6%増の3.43億円、四半期純利益が同8.2%増の2.35億円となった。
カメラ専門店「Map Camera」のECサイトを中心として、購入前から購入時、購入後の流れの中で、価値ある情報を提供することによって売上を拡大させるプラットフォームが完成し、その循環の輪を広げるための取り組みを推し進めた。主な取り組みは、一般ユーザーが参加してコンテンツが形成されるCGM(コンシューマージェネレイテッドメディア)の活用の1つとして、「Map Camera」に掲載されている商品詳細ページとその機材で撮影されたフォトシェアリングサイト「EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com」掲載の作例写真の自動表示により、顧客が購入時により有益な情報が得られるようになった。また、「EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com」のスマホアプリがリリースされ、クオリティーの高い写真を気軽にどこでも見られるようになった。一方で、前事業年度末に前倒しで実施した物流及び商品化スペース拡張の後には、買取から商品化に係る業務の効率化を図ることで、中長期的な成長を見据えた基盤固めにも取り組んだ。そのほか、優待チケットを利用した販売促進やその他既存の各種サービスの活用を行った。
2019年3月期通期については、売上高が前期比14.4%増の353.81億円、営業利益が同19.9%増の18.42億円、経常利益が同20.5%増の18.33億円、当期純利益が同16.1%増の12.51億円とする期初計画を据え置いている。
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提供:フィスコ
株探ニュース