クロスプラスが22年1月期業績及び配当予想を下方修正
クロスプラス<3320>がこの日の取引終了後、22年1月期の連結業績予想について、売上高を600億円から590億円(前期比7.8%減)へ、営業損益を6億円の黒字から16億円の赤字(前期21億4800万円の黒字)へ、最終損益を7億円の黒字から16億5000万円の赤字(同20億100万円の黒字)へ下方修正した。
アパレル卸売で、海外生産国での新型コロナウイルス感染症拡大による生産遅延の影響や海上輸送の遅れに伴い秋冬物の短納期生産の販売が減少したほか、ファッションマスクなどの非衣料品販売が想定を下回った。また、原材料費の高騰や海上運賃の値上げ、ASEANから中国へ生産国を変更したことなどにより仕入原価が上昇したことも損益悪化につながった。
なお、業績予想の修正に伴い、期末配当予想を15円から9円に減額修正した。年間配当予想は24円(前期24円)となる予定だ。
株探ニュース