ハウスドゥ<3457>は31日、同社100%出資子会社のフィナンシャルドゥが、関東エリアで初となる飯能信用金庫(本店:埼玉県飯能市)と提携すると発表した。6月から同信用金庫が提供を予定しているリバースモーゲージ「ゆうゆうライフ」に対する不動産担保評価や債務保証を行う。今回の提携は、昨年10月の大阪信用金庫、今年4月の大阪商工信用金庫に続き、第三弾となる。

リバースモーゲージは、自宅などを担保に、担保不動産に住み続けながら金融機関から融資を受けられるシニア世代向けの金融制度。高齢化が進む日本にでは、老後の生活資金や老人ホーム入居費など高齢者の様々な使途に活用できる資金調達方法として、大手金融機関をはじめ取扱い機関が増加している。しかし、担保不動産の売却により元金を返済する仕組みのため、利用期間が長期間になること想定され、不動産処分を専門としない金融機関は、対象不動産を制限したり、担保評価に対する融資限度額の査定に慎重になったりする事が多い。ハウスドゥのネットワークを活用した査定と不動産処分をスムーズに行うことで、金融機関のリバースモーゲージの提供を促進していく考え。

同社では、リバースモーゲージへのニーズが高まる中、今後も全国の金融機関との提携を積極的に展開し、スピード感を持って、事業の拡大に努めて行きたいとしている。

《MW》

提供：フィスコ

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