アズ企画設計が一時21%高、第1四半期営業損益が黒字に転換
アズ企画設計<3490>が急騰して一時、前日比299円(21.0%)高の1720円に買われ、昨年来高値を更新している。12日の取引終了後に発表した第3四半期累計(3~11月)単独決算が、売上高42億8700万円(前年同期比21.2%増)、営業利益1000万円(前年同期1億7500万円の赤字)、最終損益5100万円の赤字(同1億5500万円の赤字)となり、営業黒字に転換したことが好感されている。
主力の不動産販売事業で販売件数が11件となったことが牽引した。なお、23年2月期通期業績予想は、売上高107億2800万円(前期比11.8%増)、営業利益4億6900万円(同30.6%増)、最終利益2億3600万円(前期5億2600万円の赤字)の従来見通しを据え置いている。
同時に株主優待制度の変更を発表しており、これも好材料視されている。23年2月末時点の株主から株主優待制度の基準日を年1回から年2回(2月末、8月末)に増やすとともに、優待品を従来の優待ポイントからクオカード(一律で3000円分)に変更する。
株探ニュース