ATAOが一時13%安、6~8月期最終赤字で失望感
スタジオアタオ<3550>は大幅安。下落率は一時13%を超えた。12日の取引終了後、第2四半期累計(3~8月)の連結決算を発表した。新型コロナウイルスの影響が和らいだことによる店舗販売の増加や、収益認識会計基準の適用の影響によるインターネット販売部門での売上高の増加などが寄与し、全体の売上高は前年同期比11.7%増の19億8000万円となった。一方、新たなECサイトに関するプロモーションを強化するなかにあって、営業利益は同5.3%増の5800万円にとどまったほか、純利益は同20.1%減の2700万円と最終減益で着地。6~8月期では最終赤字となった。同社は婦人用のバッグや財布を企画・販売する。最終増益となった第1四半期(3~5月)の決算発表後、株価は急騰した経緯があるが、今回は逆に失望感が広がる形となり、売りが膨らんだ。
株探ニュース