TISが4日ぶり反落、通期業績上方修正も利益確定売りに押される
TIS<3626>が4日ぶりに反落した。同社は独立系情報サービスを展開しているが、足もとエネルギー系や製造業系の根幹先顧客をはじめ、幅広い業種におけるIT投資のニーズを捉え、収益拡大している。前週末1日の取引終了後、20年3月期業績予想の上方修正を発表した。売上高を4250億円から4360億円(前期比3.6%増)へ、営業利益を400億円から420億円(同10.4%増)へ、最終利益を271億円から288億円(同10.6%増)へそれぞれ増額した。ただ、こうした好調な業績を織り込み、株価が前週末までに年初来高値圏で推移しているだけに、きょうは利益確定売りが先行している形だ。
株探ニュース