モブキャストはS高目前まで買われ2日で株価2倍に、貸株規制で需給相場の思惑増幅
モブキャストホールディングス<3664>が前日のストップ高に続き、きょうも大きく上値を追う展開となり、連続ストップ高まであと1円に迫る29円高の118円まで買われる場面があった。超低位株で個人投資家などの参戦が活発、株価はきょうの高値まで2営業日合計でちょうど2倍となった。前日に同社の傘下企業であるモブキャストゲームスが、テレビアニメ「sin 七つの大罪」を原作とし、国内や台湾などで配信中の人気スマートフォンゲーム「sin 七つの大罪 X-TASY」について全世界で配信を開始したことを発表、これを手掛かり材料に短期資金が集中した。市場では「きょうから貸株申し込み制限の対象となっており、空売りしにくい状況となったことが買いに勢いをつける格好となったようだ。材料に反応しているというよりは需給思惑が主導している」(中堅証券ストラテジスト)という声が聞かれた。
株探ニュース