決算発表予定日 2024/05/15
3666東証S信用
業種 情報・通信業

テクノスジャパン 株価材料ニュース

593
+2
+0.34%
業績
(15:00)
PTS

591

(23:46)
株価は20分ディレイ

テクノスJPN Research Memo(6):米国Lirikの買収等を踏まえ、2019年3月期の業績予想を増額修正

特集
2018年9月6日 15時36分

■業績見通し

2019年3月期の連結業績予想についてテクノスジャパン<3666>は、Lirikの買収等を踏まえ、増額修正を行った(2018年7月31日公表)。修正後の業績予想として、売上高を前期比18.1%増の6,405百万円(修正幅799百万円増)、営業利益を同8.4%増の805百万円(同55百万円増)、経常利益を同11.2%増の869百万円(同73百万円増)、親会社株主に帰属する当期純利益を同33.6%増の560百万円(同40百万円増)と見込んでいる。期初予想の段階で増収増益(各段階利益で過去最高益を更新)を想定していたが、それをさらに上回る大幅な業績の伸びを実現する見通しとなった。

売上高は、前期に引き続きTDSEの非連結化(持分法適用関連会社への移行)による影響(約4億円の減収要因)が残るものの、Lirikの連結効果に加えて、堅調な需要が見込まれるERP事業の伸び(開発工程の案件が増えることも増収に寄与する見通し)や「スマート&デジタル化」(スマートファクトリー等)の推進等により大幅な増収を実現する想定である。また、2018年3月期に一旦減少したグローバルビジネス売上(日本企業の海外向けIT投資)についても、前述のとおり、下期以降に再び増加に転じる見通しを描いている。

利益面でも、開発工程の案件が増えることに伴う外注費の拡大やLirikの連結化に伴う利益率の低下(のれん償却を含む)などが想定されるものの、増収により増益を実現するとともに、営業(経常)利益率も依然として高い水準を維持する見通しである。

弊社でも、企業のERPや周辺分野の投資ニーズが国内外で旺盛であることや、AI及びIoT、ブロックチェーンなど最新デジタル技術を活用したスマート化への流れが追い風となっていること、Lirikの連結効果も合理的に織り込まれていることから、同社の業績予想(増額修正後)は十分に達成可能であるとみている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫)

《MH》

提供:フィスコ

株探ニュース

▶︎この銘柄を取引する

証券会社のアプリを起動して
この銘柄の取引画面へ移動します

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.
各証券会社のスマホアプリを起動できます。アプリのインストールがまだの場合は、以下からダウンロードしてください。
SBI証券 株 アプリ
閉じる