フィックスターズが上値追い態勢に、業績回復歩調で量子コンピューター分野の活躍にも期待
フィックスターズ<3687>が全体軟調相場に流されず続伸、782円まで上値を伸ばし中長期波動の分水嶺である75日移動平均線を上回ってきた。顧客企業のシステムを高速化するソフト開発で強みを持っており、ここ受託契約を伸ばしている。量子コンピューター分野への展開でも先駆的存在で、クラウド基盤サービスによる需要開拓に期待がかかる。業績面でも22年9月期は回復色が鮮明で営業利益段階で前期比13%増の11億円予想と2ケタ成長を見込む。株価は2019年7月に2124円の高値を形成した後、一貫して下値切り下げ波動を強いられていたが、目先は実需筋の売り物が枯れているだけに、上値余地が意識されているようだ。
株探ニュース