FFRIが4連騰で2カ月半ぶり3000円台回復、官公庁向け実績評価で見直し
FFRI<3692>が大幅高で4日続伸、7月2日以来2カ月半ぶりに3000円大台を回復する場面があった。安倍政権では官民合同で2020年開催の東京五輪に向けてサイバー攻撃への対策を強化しており、「サイバーセキュリティ対処調整センター」を内閣官房に新設するなど一段と積極的な取り組みをみせている。特に最近は標的型メール攻撃が頻繁化しており、ヒューリスティックエンジンにより未知のウイルスを検知する技術に強みを持つ同社は、民間企業だけでなく官公庁向けでも受注を重ねている。業績面で15年3月期以降は利益が伸び悩んでいることから株価の上値も重かったが、8月下旬を境に国策関連の一角として上値を買い進む動きがみられるようになった。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
株探ニュース