GMOリサーチ&AI---通期業績予想及び配当予想を「未定」に修正
GMOリサーチ&AI<3695>は12日、2025年12月期の通期業績予想および配当予想を「未定」に変更することを発表した。
同社は、2024年12月16日付「次期業績予想および次期配当予想に関するお知らせ」において、2025年12月期の通期連結業績予想として売上高59.34億円、営業利益4.75億円、経常利益4.63億円、親会社株主に帰属する当期純利益3.21億円を見込んでいたが、2025年2月12日に発表されたGMOタウンWiFi(以下、GMO-TW)との経営統合に伴い、業績予想の修正が必要となった。
統合により、2025年4月1日付でGMO-TWが同社の完全子会社となり、2025年10月1日付で同社の事業の大部分が新設の分割準備会社に承継される。GMO-TWの連結子会社化、統合関連費用の発生、経営統合によるシナジーの影響など、業績に与える影響の精査が必要となり、現時点での業績見通しが困難となったことから、通期業績予想を「未定」に変更する判断に至った。同時に、期末配当として1株当たり114円84銭としていた配当予想も「未定」に変更し、業績予想の算定が可能となった時点で改めて公表するとしている。
同社は、2025年2月12日に発表された「株主優待制度の導入及び配当方針の変更(目標配当性向の引き上げ)に関するお知らせ」に基づき、2025年12月期の配当から目標とする連結配当性向を従来の50%から65%以上に引き上げる方針を示しており、業績予想確定後はこの目標に沿って配当額を算定する予定である。
《AK》
株探ニュース
