ＩＩＪが後場カイ気配スタート、法人ストック売上好調持続で２１年３月期業績予想を上方修正
インターネットイニシアティブ<3774>が後場カイ気配スタートとなっている。正午ごろ、２１年３月期の連結業績予想について、売上高を２１２０億円から２１３０億円（前期比４．２％増）へ、営業利益を１１３億円から１３５億円（同６４．１％増）へ、純利益を６１億円から７６億円（同８９．７％増）へ上方修正したことが好感されている。
企業のＩＣＴサービスの利活用の進展などに伴い法人ストック売上高が想定以上に伸長したことから、上期決算発表時に通期予想を上方修正したが、第３四半期も法人ストック売上高の伸びが引き続き好調だったほか、１９年度実績に基づくモバイル接続料（定額通信料）が確定し、期初想定よりもネットワークサービス原価が低減したことから、再上方修正するとしている。
なお、第３四半期累計（２０年４～１２月）決算は、売上高１５６０億７０００万円（前年同期比３．６％増）、営業利益１０１億２７００万円（同６７．１％増）、純利益５８億７７００万円（同７５．２％増）だった。
株探ニュース