フィスコが大幅安、22年12月期増収増益見込むも材料出尽くし感
フィスコ<3807>が大幅安。21日の取引終了後、22年12月期業績予想を発表。売上高を前期比13.5%増の13億1300万円、営業利益を同77.7%増の2億3200万円と前期に続き増収増益を見込むものの、材料出尽くし感から目先利益確定売りが優勢となっているようだ。
主力の金融・経済情報配信サービスを中心に引き続き安定的な収益の確保に努めるほか、新規事業領域への取り組みも推進していく。純利益については、前期に持ち分法適用関連会社の株式売却に伴う特別利益の計上があったことから、同94.0%減の2億2700万円の見通しとなった。
なお、同時に発表した21年12月期決算は、売上高が前の期比3.3%増の11億5600万円、営業利益が同2.1倍の1億3000万円で着地。また、純利益は前の期6600万円から大幅増となる38億100万円だった。
株探ニュース