サイステップは朝安後切り返す、新株予約権発行と子会社上場巡り商い活発
サイバーステップ<3810>は朝安後に切り返す展開。前週末20日に新株予約権付き社債と新株予約権の発行を発表。あわせて、子会社の米ナスダック上場を目指す方針を明らかにしており、これら材料を巡ってこの日の同社株は商いが活発化している。
マッコーリー・バンク・リミテッドを割当先とする第三者割り当てにより、第1回無担保転換社債型新株予約権付社債と、第37回及び第38回新株予約権を発行する。希薄化率は議決権ベース(昨年11月末時点)で最大19.80%となる見通し。調達資金約9億9400万円(手取り概算額)は新規タイトルや新サービス開始に関する追加開発費用、子会社におけるオンラインクレーンゲーム運営受託事業の運転資金などに充てる。
子会社の上場については、アニメやゲームの音響製作などを手掛けるブルームズがソフト開発のHeartCore Enterprises(ハートコア、東京)との間で、米ナスダック市場への上場を目的とした業務契約を締結したという。ハートコアの上場支援コンサルティングサービスを通じて上場を目指す。
株探ニュース