SIが大幅反落、21年2月期業績及び配当予想を下方修正
システムインテグレータ<3826>が大幅反落している。前週末21日の取引終了後、21年2月期の単独業績予想について、売上高を47億5000万~50億円から44億円(前期比3.4%減)へ、営業利益を6億8000万~7億5000万円から5億円(同24.4%減)へそれぞれ下方修正したことが嫌気されている。
高利益事業であるObject Browser事業の売上高・利益が落ち込んだことに加えて、ERP事業で大型カスタマイズ案件の品質テストフェーズで想定以上の障害が発生し、その追加改修作業が必要となり大幅な納期遅延が生じたため、受注損失引当金を計上したことが響く。
また、業績予想の修正に伴い、従来13円を予定していた期末一括配当を10円に減額修正した。前期実績に対しては3円の減配になる予定だ。
株探ニュース