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フリービット Research Memo(6):18年4月期通期は予想を据え置き、下期ヘルステック事業黒字化で収益回復

特集
2018年1月10日 15時12分

■今後の見通し

● 2018年4月期通期の業績見通し

フリービット<3843>の2018年4月期通期の連結業績は、売上高で前期比13.6%増の40,000百万円、営業利益で同51.4%増の2,000百万円、経常利益で同135.3%増の1,900百万円、親会社株主に帰属する当期純利益で100百万円と増収増益の期初予想を据え置いた。

売上高に関しては、アドテクノロジー事業及びブロードバンド事業が成長をけん引する。ヘルステック事業で前年下期に連結化した子会社の売上げを通期で計上することも加わり、全社として前期比13.6%の成長を見込む。営業利益に関しては、堅調なブロードバンド事業とともに、前期に一過性の債権未回収により減益となったアドテクノロジー事業が回復し、全社の増益をけん引する見込みだ。本来のポテンシャルでは2018年4月期営業利益で2,800百万円前後の収益力を持つ同社だが、ヘルステック事業及び不動産テック事業に先行投資約800百万円を見越して、2,000百万円の予想となった。第2四半期を終えて、営業利益への影響としてはヘルステック事業で-460百万円、不動産テック事業で-70百万円という経過である。ヘルステック事業の子会社であるフリービットEPARKヘルスケアが11月単月黒字化を達成したことから推察すると下期はヘルステック事業の収支が均衡に向かい、営業利益を押し下げてきた要因の1つが解消される見通しとなった。また、DTI取得時ののれんの大半が第2四半期で終了するため、約170百万円ののれん償却額が減少し利益の増加に寄与する予定だ。

売上高の第2四半期進捗率は48.5%となっており、売上面では順調に推移していると判断できる。営業利益に関しては、ブロードバンド事業が堅調。アドテクノロジー事業で前期の一過性のマイナス要因がなくなり、モバイル事業とヘルステック事業の収益改善が進むことが予想されるため、今後急激に利益を回復する見込みである。なお、経常利益に関しては、上期に持ち分法適用関連会社のトーンモバイルへの投資損失が408百万円発生しており、通期業績への影響が残る可能性がある。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫)

《MW》

提供:フィスコ

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