イントラマトが大幅続落、第1四半期は営業赤字に転落
エヌ・ティ・ティ・データ・イントラマート<3850>が大幅続落となっている。22日の取引終了後に発表した第1四半期(4~6月)連結決算が、売上高11億9800万円(前年同期比24.7%減)、営業損益9600万円の赤字(前年同期2億400万円の黒字)、最終損益7000万円の赤字(同1億4100万円の黒字)となり、営業損益段階から赤字に転落したことが嫌気されている。
主力製品であるシステム共通基盤「intra-mart」について、パッケージ販売のうち、ライセンス販売が新規案件創出の停滞などにより低調に推移した。また、「intra-mart」を利用したシステム開発やコンサルティングなどの周辺サービスが、プロジェクト開始時期や検収の遅れなどで落ち込んだことも響いた。
同時に、従来未定としていた21年3月期通期業績予想について、売上高69億2000万円(前期比0.1%増)、営業利益6億円(同16.8%減)、最終利益4億1600万円(同20.8%減)を見込むと発表。年間配当は21円(前期25円)を予定している。
株探ニュース