王子HDは一段高、段ボール販売堅調で第2四半期営業益2%増と上振れ着地
王子ホールディングス<3861>が後場一段高となっている。同社はきょう午後1時に、20年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算を発表。営業利益は555億8000万円(前年同期比1.7%増)となり、従来計画の500億円から上振れ着地した。
売上高は7602億600万円(同0.2%減)と、従来計画の7800億円には届かなかった。海外でのパルプ市況軟化の影響があったものの、一方で国内では段ボール原紙や段ボールの販売量が青果物・食品・通販向けなどで増加した。なお、通期業績予想は売上高1兆6000億円(前期比3.2%増)、営業利益1100億円(同0.2%減)とする従来計画を据え置いている。
株探ニュース