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sMedio Research Memo(3):新技術領域の付加価値サービスで「ライフスタイルを変革するソリューション」

特集
2018年3月20日 15時33分

■事業概要

「デジタル・トランスフォーメーション」とは「ITの浸透が、人々の生活をあらゆる面で良い方向に変化させる」ということを意味する。sMedio<3913>では、その実現のためには、AI(人工知能)を活用したIoTプラットフォーム(情報基盤)をベースとしたサービスが提供されることが不可欠であり、AIとIoTプラットフォーム分野への投資を強化していくとしている。

同社が目指す「デジタル・トランスフォーメーション」のイメージは、「ライフスタイルを変革するソリューションを追求する」ということであり、従来からの自社保有コア技術(AV処理技術、セキュリティ技術、ワイヤレス技術など)に新たな技術領域を加え、クラウドファーストな付加価値サービス(モノからコトへの付加価値創造へ)を展開していくということである。例えば、AI(人工知能によって複雑なデータを処理し、学習、予測するシステム)、5G(第5世代移動通信システム)、4K(高解像度画像)、VR(仮想現実)/AR(拡張現実)、などの領域である。同社では、これらの技術に対応した高付加価値サービスを「sMedio Smart Solutions」と呼んでいる。具体的な施策については、後述の2018年12月期の重点施策・成長戦略で記載する。

以下に、同社グループが展開する製品・ソリューションメニューを紹介する。

1. ワイヤレス・コネクティビティ関連

同社が得意とするメディア処理技術及びワイヤレス・コネクティビティ技術を進化させ、巨大に成長するIoT市場の中で、スマートホーム、スマートオフィス分野に注力している。

(1) ブイログ(VLOG)

ネットワークカメラ及び各種センサー類を連携させたスマートホームソリューションを提供する。基本的には法人向け(BtoBtoCを含む)で、プラットフォームを利用したソリューション提供を行う。

(2) IoTゲートウェイ・ソリューション

一般的なインターネットアクセスルーター機能に加え、異なる無線通信規格間の相互接続を可能にする。さらに、リモコンで操作可能なユーザー・インタフェースを備えており、家庭用TVなどに接続することで、画面上で直接IoT機器の状態を確認、操作を行うことが可能となる。

2. セキュリティ&プライバシー関連

ますます重要となるデータやデバイスのセキュリティとプライバシーに対し同社の得意とするセキュリティ技術で最先端のソリューションを提供していく。基本的には、端末機器メーカーや通信事業者などの法人向け(BtoBtoCを含む)である。

(1) JSバックアップ

見た目や使いやすさにこだわったスマートフォン用バックアップツールで、標準バックアップデータ(連絡先、通話履歴、など)、メディアデータ(画像など)のバックアップ、リカバリができる。子会社の情報スペースで提供する。

(2) JSバックアップビューア

JSバックアップでクラウドストレージにバックアップした写真・動画データを閲覧できるアプリケーションである。

(3) RiskFinder(リスクファインダー)

Androidアプリの脆弱性診断Webサービスで、500項目以上のチェックでアプリの脆弱性や問題を検出し、セキュアなアプリ開発をサポートする。子会社のタオソフトウェアが提供する。

3. マルチメディア事業

前記2つの注力する事業領域のほかに、同社が従来から取り扱ってきたマルチメディア関連の事業があり、Blu-ray、デジタルTV、ネットワークプレイヤーを始めとするソフトウェア開発を行っている。近年は、モバイルアプリやクラウドサービスの分野に活動領域を広げ、先進の技術でワイヤレス・コネクティビティの実現に貢献している。

具体的な提供製品は、「sMedio TV Suite」、「sMedio pConnect!」、「sMedio TrueDVD Streamer」などがある。

4. AI(人工知能)に関する取り組み

同社は得意とするメディア処理技術を生かし、さらにAI技術を応用したコグニティブ・コンピューティング(認知)による情報活用のプラットフォーム開発を新たな事業領域としている。足元では、後述する「顔認識エンジン」に加え、「表情認識エンジン」、「年齢・性別認識エンジン」、「動き認識エンジン」、「物体トラッキングエンジン」をリリース完了し、「sMedio AI Technologies」と称して提供を開始している。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 山田 秀樹)

《MH》

提供:フィスコ

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