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sMedio Research Memo(6):高い自己資本比率と潤沢なキャッシュ・フローで機動的M&Aにも対応

特集
2018年3月20日 15時36分

■業績動向

5. 財務状況と経営指標

sMedio<3913>の財務状況は良好である。2017年12月期末における総資産は前期末に比べ400百万円減少し1,766百万円となった。主な内訳を見ると、流動資産が現預金の減少145百万円、前払いライセンス費用の払い出しによる原材料及び貯蔵品の減少131百万円などで前期末比318百万円の減少。流動負債が預り金の増加などで前期末比87百万円の増加、固定負債が長期借入金の約定返済による減少125百万円などで前期末比129百万円の減少、などとなっている。

2017年12月期末で同社の自己資本比率は73.3%となっている。内部留保が厚く、自己資本のうち9割超が現預金残高で手元資金は潤沢である。ロイヤリティ収入が主体のため、売掛金残高も比較的少ない。前期第3四半期でライセンス費用の前払いに充当するため、約3.7億円の長期借入を行い、その残高が一部残っているが、着実に返済が進んでいる。借入は機動的なM&Aのために手元現預金を確保することと、為替差損の縮小などの目的で行っており、一時的なものと考えられる。また、今後は新規事業開発に注力することで、M&Aによる投資や受託開発部分の売掛金の増加も想定されるが、全体のバランスシート上では影響は軽微と思われる。

また、前払いロイヤリティの消化で棚卸資産が減少したことなどで、営業キャッシュ・フローが269百万円の黒字となった。このため、自己株取得(227百万円)を手元資金で充当している。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 山田 秀樹)

《MH》

提供:フィスコ

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