決算発表予定日 2024/05/15
3913東証G信用
業種 情報・通信業

GreenBee 株価材料ニュース

633
+2
+0.32%
業績
(15:00)
PTS

(ー)
株価は20分ディレイ

sMedio Research Memo(6):高い自己資本比率と潤沢なキャッシュ・フローで機動的M&Aにも対応

特集
2018年3月20日 15時36分

■業績動向

5. 財務状況と経営指標

sMedio<3913>の財務状況は良好である。2017年12月期末における総資産は前期末に比べ400百万円減少し1,766百万円となった。主な内訳を見ると、流動資産が現預金の減少145百万円、前払いライセンス費用の払い出しによる原材料及び貯蔵品の減少131百万円などで前期末比318百万円の減少。流動負債が預り金の増加などで前期末比87百万円の増加、固定負債が長期借入金の約定返済による減少125百万円などで前期末比129百万円の減少、などとなっている。

2017年12月期末で同社の自己資本比率は73.3%となっている。内部留保が厚く、自己資本のうち9割超が現預金残高で手元資金は潤沢である。ロイヤリティ収入が主体のため、売掛金残高も比較的少ない。前期第3四半期でライセンス費用の前払いに充当するため、約3.7億円の長期借入を行い、その残高が一部残っているが、着実に返済が進んでいる。借入は機動的なM&Aのために手元現預金を確保することと、為替差損の縮小などの目的で行っており、一時的なものと考えられる。また、今後は新規事業開発に注力することで、M&Aによる投資や受託開発部分の売掛金の増加も想定されるが、全体のバランスシート上では影響は軽微と思われる。

また、前払いロイヤリティの消化で棚卸資産が減少したことなどで、営業キャッシュ・フローが269百万円の黒字となった。このため、自己株取得(227百万円)を手元資金で充当している。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 山田 秀樹)

《MH》

提供:フィスコ

株探ニュース

▶︎この銘柄を取引する

証券会社のアプリを起動して
この銘柄の取引画面へ移動します

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.
各証券会社のスマホアプリを起動できます。アプリのインストールがまだの場合は、以下からダウンロードしてください。
SBI証券 株 アプリ
閉じる