JIG-SAWが3連騰で新値街道、米グーグルと連携しIoE分野の先駆としても存在感
JIG-SAW<3914>が3連騰で新値街道を走っている。同社は今月8日の取引時間中に米国法人JIG-SAW USが米オラクルとパートナー提携し、JIG-SAWのIoT&クラウド・エコシステムを拡大したことを発表、これを手掛かり材料に投資資金が攻勢をかけ商い急増のなか一時ストップ高に買われた経緯がある。翌9日は目先筋の利益確定売りで値を下げたものの、週明け12日から改めて上値を買う動きが再燃、きょうは朝方安い場面もあったが、その後切り返し6600円台に歩を進めている。市場では「7月に米グーグルとパートナーシップ契約を結ぶなどワールドクラスのIoT関連株としての認識が高まっている。会社側ではこれまでのIoTのコンセプトに加えて『生物・細胞』がネットとつながるIoEを見据えた取り組みを推進しているとしており、新たなテーマ性で買いを集めている」(中堅証券株式ストラテジスト)という声も出ている。
株探ニュース