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テラスカイ Research Memo(6):2023年2月期も2ケタ増収継続、経常利益は減益となるも会社計画を超過

特集
2023年6月16日 13時26分

■業績動向

1. 2023年2月期の業績概要

テラスカイ<3915>の2023年2月期の連結業績は、売上高が前期比22.8%増の15,440百万円、営業利益が同22.3%減の512百万円、経常利益が同7.8%減の610百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同13.3%増の347百万円となり、2022年10月に修正発表した会社計画に対して、売上高は会計基準変更の影響※により若干の未達となったものの、各利益は計画を大きく上回って着地した。テレビCMの放映開始時期が2023年1月からと当初の予定より遅れたことで、関連費用(計画400百万円)が224百万円にとどまったこと、子会社のBeeXの業績が好調で利益が当初計画を上回ったことなどが要因だ。

※収益認識会計基準等の適用により売上高で253百万円減少し、営業利益、経常利益は40百万円増加した。

売上高は企業の積極的なDX投資を背景に、Salesforceを中心としたクラウドサービスの導入・開発案件が好調に推移し、2ケタ増収が続いた。売上原価率は新規子会社の立ち上げ負担もあり前期の71.3%から72.4%に上昇し、販管費率も人件費や採用・教育費、広告宣伝費等の増加を主因として同23.4%から24.3%に上昇した。この結果、営業利益率は同5.2%から3.3%に低下した。なお、新設子会社4社(Quemix、TerraSky (Thailand)、テラスカイ・テクノロジーズ、DiceWorks)については先行投資段階にあり、合計で159百万円の営業損失を計上した。前期は新設子会社4社(Quemix、TerraSky (Thailand)、テラスカイ・テクノロジーズ、リベルスカイ)で260百万円の経常損失だったことから、先行投資段階の子会社の損失は縮小したことになる(リベルスカイは若干ながら黒字化を達成)。

営業外収支は前期比94百万円改善した。主に消費税等免除益57百万円及び持分法による投資利益20百万円を計上したことによる。持分法による投資利益は2022年9月に株式上場したキットアライブの貢献によるものだ。また、特別利益としてキットアライブの株式売却益69百万円及び持分変動利益25百万円を計上した。期末時点の連結従業員数は992人と前期末比で215人増加した。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

《SI》

提供:フィスコ

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