ネオジャパンは急落、21年1月期営業利益予想を上方修正も市場予想をやや下回る
ネオジャパン<3921>は急落している。10日の取引終了後、21年1月期の連結業績予想について、営業利益を5億4000万円から7億円(前期比0.1%増)へ、純利益を3億5200万円から5億円(同1.0%増)へ上方修正したが、営業利益で7億円強を見込んでいた市場予想をやや下回ることから、失望感から売られているようだ。
ソフトウェア事業のクラウドサービス売り上げは堅調な推移が見込まれる一方、プロダクト売り上げは上期における営業活動の制約が下期に影響を及ぼす可能性があり、売上高は53億3100万円(同42.4%増)の従来見通しを据え置いた。ただ、上期において、開催が予定されていた展示会が中止となったことや営業活動が制約されたこと、海外子会社事業の本格化が遅延したことなどにより、広告宣伝費や販売促進費などの費用が計画通りに消化されていないことなどから、利益は想定を上回ると見込んでいる。
なお、第2四半期累計(2~7月)決算は、前年同期は連結四半期決算を開示していたいため比較はないが、売上高26億2100万円、営業利益5億6900万円、純利益3億9700万円だった。
株探ニュース