ネオジャパンが急反落、今期大幅減益予想と株主優待制度の廃止を嫌気
ネオジャパン<3921>が急反落している。13日の取引終了後に発表した24年1月期の連結業績予想で、売上高63億5900万円(前期比5.9%増)、営業利益9億3700万円(同24.4%減)、純利益6億2900万円(同22.6%減)と大幅減益を見込むことに加えて、23年1月末時点の株主への贈呈をもって株主優待制度を廃止すると発表したことが嫌気されている。
ソフトウェア事業におけるクラウドサービス及びシステム開発サービス事業の売上高が増加し、売上高は増収を見込む。一方、主力のグループウェア「desknet’s NEOクラウド」をはじめとする認知度向上のための広告宣伝費の増加や人件費の増加などが利益を圧迫し、減益を余儀なくされる見通し。なお、年間配当は前期比3円増の23円を予定している。
同時に発表した23年1月期決算は、売上高60億700万円(前の期比1.5%増)、営業利益12億4100万円(同0.5%減)、純利益8億1200万円(同6.2%減)だった。
また、上限を10万株(発行済み株数の0.67%)、または1億円とする自社株買いを実施すると発表した。取得期間は3月14日から5月31日までとしている。
株探ニュース